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| いやはや暑い暑い夏でしたね 6月のKAMENはお陰様で大盛況でした。 観て下さった方、有り難うございました。 なんと今年でマイムを始めて40年になりました! まだまだ楽(苦)しむぞ。近況報告とこれからの予定です。 清水 きよし |
| タイのフェスティバル | |
| KAMENの翌々日に日本を発ち、タイで行われた「第10回バンコク国際マイムフェスティバル」に参加してきました。タイ特有の蒸し暑さに参りながらも、熱気のあるフェスティバルに感激した日々でした。全体で三時間を超えるプログラムにもかかわらず連日最後まで熱心に観て下さり、的確で暖かい反応で応えて下さったお客様に感謝です。若いタイのマイミスト達も育ってきてこれからが楽しみ。タイ料理、美味しかったけれど辛かった。 |
| インドの若者 | |
| 7月の後半から8月の中旬にかけてインドから二人の若い音楽家を招き各地でコンサートを行いました。 ご協力下さった皆さん、有り難うございました。お陰様で二人は日本を満喫し大喜びで帰りました。演奏もとても良く、盛り上がったコンサートになりました。 この十数年、インドの人たちと交流を続けてきました。 ご存じのようにインドではヒンズー教を信仰する人が多く、牛は神聖な動物だとして食べないし、豚も不浄な動物だと言ってやはり食べない。彼らを招くといつも食事で悩むのです。一緒にいると結局は我々が彼らの食事に合わせカレーか中華の究極の二者択一となり、最後の頃には蕎麦や寿司が夢に現れる次第に。 今回も覚悟しました。ところが何と、彼らは牛でも豚でも、挙げ句の果ては生魚に蕎麦まで美味しいと言って平らげてしまうのでありました。ホッとするやら拍子抜けするやら、嬉しいような寂しいような複雑な思いで、新しい世代の到来を実感した三週間でした。 自分たち若い世代は古い因習には囚われないと言うのですが、その古さに魅力を感じていた私は少しガッカリ。でもそんな彼らが見せてくれた一面を。 彼らの一人、私の友人ASHOKU CHTTERJEE(インドのマイミスト)氏の息子さんANIRUBANは来日後の26日が31回目の誕生日。前の晩、「明日は自分の誕生日なので家に電話をしたいのだが?」と聞くので「良いけど、電話しても誰も覚えていないかもしれないぞ。」とからかうと真剣な顔で「そんなことはない。家にいる時はいつも親にこれまで育ててくれたことに感謝するんだ。そして親が自分に祝福を与えてくれる。これが我々の習慣です。今年は初めて親と過ごすことが出来ないので電話で感謝を言いたい。」と言うのです。 いやはやジーンと来ましたね。良い話ではないですか。若いと言っても30を超えた彼らがとにかく純なんです。まだまだインドは大丈夫だと思い直した出来事でした。いつもながら制作・経済面では厳しい交流ですが、こんな事があるので止められないんですよね。 来年早々にまたインド行きとなりそうです。 |
| 美内すずえさん | |
| 7月から9月にかけて世田谷文学館で美内すずえさんの「ガラスの仮面展」が開催され、関連イベントで美内さんとの対談とマイムを演じるという企画に出演しました。20年以上も一つの作品に取り組むって凄いことですね。対談では漫画もマイムも敢えて全てを言わず、余白の部分をいかに残すかに創作の面白さがあり、観る側にはそこに想像する楽しみがあるという事を改めて感じました。 余談ですがもう20年以上も前、「ガラスの仮面」を執筆中の美内さんが何度も稽古場に取材にみえました。 ということで実は作中の北島マヤと姫川亜弓のマイムの指導は私なんです。 |
| 熊野本宮大社のお神楽 | |
| 先日、和歌山の熊野本宮大社に行き、なんとお神楽の振りをつけてきました。此までにない新しいお神楽を作りたいという宮司さんの意向で「幻の蝶」の音楽をつけて下さっている11弦ギターの辻幹雄さんに作曲の依頼があり、その辻さんから振り付けを頼まれるという、思いがけない展開に。お神楽についてほとんど知識の無かった自分には荷が重いと思ったのですが、せっかく頂いた話、まあ出来るだけの事をして気に入って頂けなければそれまで、と腹を括って作りました。 熊野の清涼な水をテーマにした巫女さんの舞と、風と太陽をテーマにした男性の舞です。幸い本宮の皆さんにも喜んで頂けたようで、来年の春の大祭(4月13〜15日)で一般公開の運びとなりそうです。周りからは此は大変なことだとプレッシャーをかけられています。 そうですよね、あの熊野本宮でこれから先何十年と舞い続けて貰えるかも知れないのですから。 来春の大祭に合わせ熊野ツアーを企画しようと思っています。熊野には不思議な霊気を感じます。良いところですよ、一緒に行きませんか? |
| 韓国 | |
| この秋は韓国づいてます。10月に済州島で開かれる「頭に花をフェスティバル」に参加します。韓国の若い芸術家達がリヤカーに荷物を積み、道中でパフォーマンスを繰り広げながら島を一周するという楽しい催しです。全行程に参加した人には頭に花輪を飾ってくれるとか。残念ながら私たちは10月15日から20日までの一部分の参加で、ミカン倉庫を劇場にして公演します。 また11月21日から26日にかけて韓国南部の麗水(ヨス)市に行き、韓国古楽の若い演奏家達や俳優さんと「夜空」という作品を上演します。この作品は私の友人・関本みな子さんの企画・創作によるもので、音楽とナレーションとマイムによる静かで力強い作品に仕上がりました。公演日の11月24日に合わせてヨスツアーも企画される予定です。ヨスは仙台の松島に似た海沿いの風光明媚な地で、料理が美味しいことで有名。 この機会に韓国旅行なんて如何ですか? 詳細は9月中旬には判ると思います。興味のある方は私にご連絡下さい。 う〜ん、なんだか旅行代理店のDMみたいだなー。 |
| 幻の蝶 | |
| 今年も梅若能楽学院の舞台を使わせていただき、114回目の公演を行います。毎年のことでもう何回も観て下さっている方にはお誘いしづらいのですが、お時間がありましたら今回もいらして下さい。またお知り合いの方々にお勧め頂けるととてもとても嬉しいです。 ライフワークと思って演じ続けている作品です。 まだ観ていないという方は是非この機会に観て下さい。 |
| 北九州パントマイムフェスティバル | |
| 昨年に続き今年も呼んでもらえました。嬉しいです。今回で5回目、10月6〜8日に北九州芸術劇場小ホールで開催されます。プロのマイミストのステージと、暑い夏に特訓に次ぐ特訓を重ねた市民の皆さんが舞台で発表するという、今までにないスタイルのフェスティバル。今年も楽しみです |
| 上海太郎ソロマイム公演 | |
| 関西を中心に活動する私の友人でありマイムの弟子でもある上海太郎久し振りの東京公演。是非観て下さい。 ◇上海太郎のWANTED ー指名手配ー◇ 10月8日(月・祭)19:00、9日(火)17:00/20:00 新宿タイニイアリス(03−3354−7307) 前売/3500円 当日/4000円 |
| 【 思うこと 】 *新潟の地震で被災した刈羽村の方達,ご存じ原発のある村ですが、地震直後大パニックになったそうです。海に面して原発があり、その裏は山。その山の反対側に村があるのですが、その山の上にモクモクと黒い煙が上がったそうです。自宅の山の向こう側に原発がある、そこから黒い煙がなんて、思っただけて恐ろしい。しかもそこで作られている電気は東京へ行き、隣り合わせに済む人たちは危険だけを背負わせられているのは納得いかない話です。原発は無い方が良い、でも現実にそれでは社会が成り立たなくなっているのなら、原発の負の部分をきっちり考え、その負を背負わされている人達のことを心に刻み、無くても済む方向へ向けて智恵を絞らなければ。 熊野に行って感じた古人の自然に対する畏敬の念を、我々も今一度取り戻し謙虚になって人間の思い上がりを捨て去らないと、様々な局面で取り返しのつかない状況が進行しているように思います。 |
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